60代後半の年齢に達し、断捨離しています。これまでに手にした100台以上の中から気に入って残している機器を少しづつ処分しています。PM5は有名なマランツ7の雰囲気を取り入れたデザインがいいですね。アナログレコードに対応したマランツのA級動作可能なアンプです。内部の埃取り、ボリュームガリ取り、アイドリング電流の調整済み。phono入力はMMの音出し良好。MC入力のみ片チャンネル不調、他はCD入力含めて全てOKです。出品前に改めてJBLスピーカーL40をドライブしてみました。AB級動作ではJAZZ系レコードをパワフルに聴かせます。A級動作時は奥行き感のある綺麗な音で聴かせます。何より繊細な音まで聴こえ、音像の定位が素晴らしいと感じます。詳細仕様は以下にて。https://audio-heritage.jp/MARANTZ/amp/pm-5.html［追記］出品後にMC入力の不調を見つけ大幅に値下げしました。昇圧トランスを愛用されるならMM入力で支障はありません。私自身は音的に昇圧トランスの音の方が好みでアンプによるMC入力を使いませんでした。ソース Echo DotからMarantz PM5アンプ に繋げ、スピーカーJBL L40を耳の高さにセットして動作確認がてら試聴しました。聞き慣れたChris Delano のアルバムEnsaioを聴いてみました。個人主観ですが実に良いです。(録音の良い)ソース、(状態の良い)アンプと(新しいエッジの)スピーカー、これらの組み合わせの妙というべきでしょうか？彼女がそこに立って歌っているようなリアリティがあり、歯切れ良く乾いたベース、空気を圧縮するように全身の皮膚に伝わってくるドラムの量感と散りばめられたキラキラのハイハット。前奏や間奏で迫力ある生々しいパーカッション。感動ものです。納得できる音でずっと音楽に没頭できます。普段は管球式アンプ　サンスイAUX111とスピーカー　Tannoy Devonの組み合わせで同じソースを聴いていますが、(このソースの再生においては)繊細な音まで聴こえる空気感、音の定位や軽く乾いた低域の歯切れ良さは今回のシステムが圧倒的に勝っており、手放すのが惜しくなるほどです。最後まで長文を読んでいただき有難うございました。