大東亜戦争中の昭和１０年代後半に発行された日本占領地切手１８種（マライ５種、ビルマ５種、フィリピン２種、海軍民政府３種、ジャワ３種）を鑑賞シートに入れました。　これだけ網羅的に揃えているのは貴重かと思います。日本の統治が終わっているので、これらの切手は使用できませんが、アンティーク品としての価値が高いお品です。　マライの５種の図柄は以下の通りです。 ●1セント ゴムの木からゴムの原料となる樹液を採取する様子。 ●2セント 南国の果実 ●3セント ゴムの木からゴムの原料となる樹液を採取する様子 ●4セント 特産の錫を採取する舟 ●8セント 昭南（今のシンガポール）忠魂碑　他にもビルマは「働く象」「みずがめを運ぶ少女」「時計塔」など、海軍民政府は「日の丸とヤシの木」、ジャワは「地球」「あやつり人形」「紋章」、フィリピンは「マヨン山と富士山」「田植え」といった図柄です。