スピーカーユニットは5インチ Lii Audio FAST-5 （hi-end Edition）を使用しております、画像4枚目の様に非常に強力なn52 ネオジウムマグネットとアルミダイキャストのフレームが採用されており、能率は92dbのフルレンジユニットです。（画像ではデュアルボイスコイルですが、こちらはシングルボイスコイル 8Ωです）1本2万円を越える高級ユニットですが、日本には代理店も無く販売されていません。2本使用しておりますので4万円弱。エンクロージャーは超高密度のバックロードホーンエンクロージャーです、音導管以外は全て木材が体積の殆どを締めています。（画像5枚目は似たような構造のエンクロージャーです、イメージ的にはこの様な構造になっています）とても重く、がっしりとした造りです。40hz程度までの帯域をメインに設定した特注エンクロージャーとなりまして、2本で4万円強。マルチウェイでは帯域ごとに違うユニットを使うので、音の繋がりが感じられたりしますが、今回出品させていただく作品はスピーカーから音が鳴っていると意識させる様な音では無く、現実の音に近い色彩豊かで有機的な音に仕上がっています。とてつもない情報量と音の密度があります。原価のみで9万円程掛かっておりますが、一般的にスピーカーの価格はコストパフォーマンス（原価率）の高い製品でも少なくとも2倍～4倍程、ハイエンドクラスでは音作りを含めて10倍以上というのも珍しくはありません。こちらのスピーカーの原価は9万円、これを9万円で販売するとそれは本当に恐ろしい大赤字になるでしょう。少なく見積もって倍の18万円クラスで販売してもあまり大きな利益にはならないと思います。税込20万円のクリプトン kx-0.5との比較では、kx-0.5のウーファーは14cmで低域の量感という面では負けておりますが、音の再現度、音場の完成度等様々な面で勝っていると感じます。#自作スピーカー#フルレンジスピーカー#バックロードホーン